「私と仕事どっちが大事なの?」に対する回答について

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仕事・ビジネス・恋愛において、多くの質問をされる。


相手の質問にそのまま答えてはいけない。質問するということは相手は何かを気にしているのだ。相手が何を思ってその質問をしているか考えて答える必要がある。

 

例えば仕事だと同じ質問内容でも質問する立場によって気にしている点が違ってくる。

 

「これって何のメリットあるの?」
「問題が起こった場合どうするの?」
同じ質問でも、本部長、部長、課長、人材育成担当、上司、後輩、みんな聞きたい点は違う。お客様側でも、お財布を握っている部門責任者と、実際に手を動かす担当者とでは観点が違う。

全員に同じような回答をしてはいけない。答える時は相手の立場だけでなく、表情・トーン・口調・言い回し・それらを全て考慮し、相手が何を気にしてのか考え、適切な回答を心がける必要がある。

 

そして、恋愛も一緒だ。
例えば、よくドラマとかである
「私と仕事どっちが大事なの?」という質問にもそのまま回答してはいけない。
「お前だよ」も「仕事だ」も「両方大事だよ!」も全て間違いだ。
この場合の女性側の本心は、
「何でわたしばっかりこんな辛い思いしなきゃいけないのよ!」だ。

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正解はその辛い気持ちを理解し頑張ってくれていることに対して感謝する事なのだ。

例えば、何も言わず強く抱きしめて「愛してる。ありがとう」と言い、その後、奥さんの話をゆっくりと聞いてあげる事なのだ!(当然話を聞く時にはラポール形成を意識すること)

 

「いやいや、質問の回答になっていない」という指摘もある。確かに質問の回答になっていない。ただ、そもそも、質問に回答する必要はないというのが僕の意見だ。こんな質問をするのは、質問に回答して欲しいのではなく、彼女はこのやるせない状況・気持ちをどうにかしたいだけなのだ。だからこそ質問には回答せず、強く抱きしめ、その状況、気持ちを解決する方法を一緒に話し合うことが本当の回答になると思う。

 

同様に、付き合いはじめの恋愛でもよくある「いつもこんな感じで付き合うの?」や、「本気じゃないでしょ?」などの質問にも、Yes/Noで回答する必要はない。

 

質問された時に、考えることはただ1つ。

『彼女は何を気にしていんだろうか?』

 

「すぐ付き合ったけど、軽い女と思われたくない」とか
「目の前のいる人はいい人なのかな?わたし、、傷つきたくない」とかだ。

 

じゃあ模範回答は?
その時の不安な気持ちを理解しその不安な気持ちを解消させてあげればいいのだ。


「大丈夫だよ。そんなに心配しなくても。A子がそんな軽い子じゃないの知ってるから、まぁ俺もいい男だしね(笑)」(ドヤ顔)とかでもいいし、

 

「そうだよね。不安だよね。実は俺も一緒なんだよ。A子が悪い子かもしれないし。(笑)でも、A子の事をもっと知りたいからこうやって一緒にいるんだよ」(にこっ)
と、共感するのもいいだろう。

 

「えっ、何々?そんな質問誰にでもするわけじゃないよね。俺の事きになるんだ、ありがとう」(にこっ+あたまポンポン)と、ちゃかすのもありかもしれない。

 

もちろん、相手の表情・トーン・仕草・性格なども考慮してアレンジしていく必要はあるが。

 

 


「人が何か質問する時」
「人が何か発言する時」
「人が何か行動する時」
どんな気持ちが背景にあって、そのアクションを起こさせてるか考えるようにしよう。

 

と、偉そうな事を言っているが僕自身もまだまだなので、仕事・恋愛を経験し相手の気持ちを考え、適切な回答ができるように訓練していこうと思う。

 

※ 仕事でも恋愛でも、Yes/Noで答えなければいけない場合はある。その時はちゃんと、「Yes/No」で決断すること。

 

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