【パロディ】酒豪ボーイ ペアーズ体験記 〜 二人目 アラサーOL 〜

酒豪ボーイ パロディ渡辺(パロナベ)です。

 

酒豪ガール (@syugougirl3)さんにパクりがバレましたが、好意的に受けとめていただけました。いやー、乳も心も大きいですね。
 
 
 

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年末に向けて仕事が忙しくなってきました。一生懸命働いていると失敗もするし、悩む事もありますよね。時には愚痴を言いたくなる事も。夜な夜な日本各地で多くの愚痴飲み会が開催されている事でしょう。それらの飲み会は、何も生み出さない不毛な活動なので僕は絶対に参加したくありません。
 
とはいえ、失敗や悩みを0にする事はできません。チャレンジングな仕事をすればするほど、失敗も悩みも増えてしまいます。
 
僕は自分のモチベーションコントロールのために「失敗したり悩んだりするからこそ面白い」「失敗したり悩んだりするからこそ成功した時に喜びが増す」とポイティブに考えるようにしています。
 
 
話がそれてしまいました。
本題にいきましょう。
 
 
 
ペアーズで出会ったアラサーOLさんとデートしてきました。
気になる彼女のスペックは?

年齢:28歳
職業:大手企業関連会社勤務(事務職)
顔レベル:6(10段階)
いいね数:600
 
事務職なので事務子ちゃんと呼びます。
 
ネットの出会いを利用している人は分かると思いますが、トントン拍子でデート日程まで決まる子っているじゃないですか。事務子ちゃんはまさにそれでした。
 
 
いいねが来ていたので、いいねを返してメッセージを送ります。3通目にLINEに移行して、LINEの4通目にはデート日程が決まりました。いいねが来てデートが決まるまで1日です。
 
 
 
 
事務子ちゃんとの待ち合わせ。
予定時刻の15分前に駅につき、身だしなみのチェック、彼女のプロフィールチェックをします。名前・年齢・住んでる場所・趣味・LINEのやりとりなどを暗記します。
 
 
 
駅に着いた事務子ちゃんと、改札前で待ち合わせます。
 
こんにちは、初めまして
 
ショートカットが似合ってて、とってもお洒落な子でした。僕は美意識が高い子が好きなのでテンションがあがります。
 
 
はじめまして。
よろしくね。
 
 
この日は和食のお店をチョイスしていました。
乾杯をして飲み始めます。
 
 
 
 
 
 
(うげぇーーーー
箸の持ち方が汚いっ!!
 
正直ドン引きです。
 
 
 
そのうえ「迷い箸」はするし「指し箸」もするし、しまいには食べ物をポロポロこぼします。
「迷い箸」・・・「どれを食べようかなぁ」と迷い、箸を持ったまま食べ物の上をあちこちと動かすこと。
「指し箸」・・・食事中に箸で人や物を指し示すこと。
 
 
品性が感じられません。
 
 
 
(いい年してるんだから美意識だけじゃなくてマナーにももうちょっと意識向けような)と思いながらも、笑顔で彼女の話を聞きます。
 
 
 
 
仕事の話になりました。
 
アラサー女子って「仕事に対して前向き」で「仕事ができる男性」が好きなんですよ。使い古した仕事ができるエピソードを話します。事務子ちゃんの食いつきがあがります。
 
 
私の会社にパロナベさんみたいな人いないですよ!
ちょっと聞いてくださいよ〜
今私の仕事なんですけど・・・
 
 
次は私の番だと言わんばかりに、事務子ちゃんが切り出します。
 
 
なになに?どうした?どうした?
 
 
今の上司が・・・(悪口!悪口!悪口!)
 
「細かい事まで色々叱ってきたりする」とか
「自分は仕事しないくせに私に仕事ふってくる」とか
「何かあると君のためだとか言うのでムカつく」とか言ってました。
 
 
それは、ムカつくね。
と共感するふりをします。 
 
ほんとに、使えない上司の下は辛いんです。
 
 
(バーカ。上司をどう使うかも自分の技量によるんだよ。「使えない上司」とレッテルを貼って見下してる時点で、思考停止してんだよww)なんて言う事もなく
 
 
無理しないようにね
まぁ、上司も上司なりの考えがあるとは思うけどね・・
 
と、返します。
 
 
そんなこと無いですよー
あの人は、私がいないと仕事何にもできないですもん。
 
 
と、聞く耳もたず。
続けて、育成を担当してる新人さんの悪口をいいだします。
 
やれ「ゆとり」だ。
やれ「言われた仕事しかしない」だ。
やれ「可愛げがない」だ。
 
 
(こいつは悪口しか言えねーのか。話超つまんねーよ。)と思いながらも、
 
そっかそっかー。それは辛いね。
無理しないようにね。
事務子ちゃんは、色々よく考えてるんだね。
まっ、芯が強いし、つぶれたりするタイプじゃなさそうだけどね。(笑)
 
 
誰に言っても喜ばれそうな事を、ちゃんと話を聞いてた風に、事務子ちゃんの目をしっかりと見て話します。
 
 
うん、ありがとう。
 
 
(バーカ。他人の悪口を会ったばかりの男に話す女に対して、本気で「よく考えてる」なんて言うはずがねーだろ。少し考えたら分かるだろーが。自分で考えないから、俺の適当な相槌に喜ぶんだよ。)
 
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と、うんざりしたので
 
 
ストレス発散のためにも、何かデザートでも食べる?
 
話題を変えることにします。
悪口を聞きながら飲む酒ほど不味いものはありませんからね。
 
わぁ、ありがとう。
ちょうど食べたいと思ってたの!
気がきくんですね。
 
顔に出てたよ。甘いもの食べたいって。
 
えっ、うそー(てへっ)
 
(てへっ、じゃねーよ。お前の話に飽きたんだよ。話しはつまんねーし、ご飯の食い方は汚いし、何だこの女は・・・)
 
 
ほら、何でも好きなもの頼みな(ニコッ)
 
と優しい男を演じます。
そして、会計を済ませ、お店をでます。
 
 
 
 
 
 
 
凄く美味しくて、お洒落なお店でした。
ありがとうございます。
ごちそうさまでした。
 
 
(おー、ちゃんとお礼を言える子じゃないか。見直したよ、ごめんね。)
 
いえいえ、こちらこそ。
楽しんでもらえたようでよかったよ。
 
 
 
半自動的に次のセリフが口から出ていました。
 
 
 
 
 
「俺の家で飲みなおそう」
 
 
癖って恐ろしいですね。
 
 
ありがとうも言えるいい子じゃないか
いいところだけを見つけようよ。
自分のモチベーションをコントロールをします。
 
 
事務子ちゃんの形式グダを、余裕で切り崩します。
30分後には俺の家で飲み直しです。
 
 
ソファに座り飲み直します。
 
 
  • スミノフの蓋を開けてあげる
  • 寒くない?と何度も聞く
  • ひざ掛けを渡す
  • クッションを渡す
といった、うわっつらの優しさを繰り返します。
 
さっきまで人の悪口ばっかり言ってた事務子ちゃんの目がとろんとしてくきます。
 
 
 
すごく優しいね。
すごく落ち着く。
ちゃっと酔っちゃった。
パロナベさんみたいな人が職場にいたらなー。
 
みたいな事をピーチクパーチク言ってます。
 
 
俺もだよ。
 
 
と適当に相槌をうちます。
 
 
 
 
 
 
そして俺はリトルパロナベに聞きます。 
リトルパロナベ、お前はどうしたい?
事務子とイチャイチャしたいか?

 

 

 

 

 

 

 

 『後で  今なんだかだるい』

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オーケー、オーケー。
俺もそう思ってたよ。
この子とは、絶対付き合えないよな。
自分の頭で考えない、他人の悪口ばかり言う奴と一緒にいても学びもないし、何も楽しくないもんな。

 
 
腹をくくります。
 
 
 
 
電車で帰るの?タクシーで帰るの?
 
どっちに転んでも帰る事になる質問を投げかけます。
 
時間気にしたくないからタクシーかなぁ・・
 
事務子ちゃんの家は近いので、1000円代で帰れます。
 
じゃあタクシーで帰るのね。
 
そして、コンボでいつものキラートークを繰り出します。
 
 
 
君の事を大切にしたい。
だから今日はもう帰ろう。
 
これを言えば彼女のプライドも保てます。
華麗に彼女を部屋から連れ出します。
 
 
そして『タクシー理論』です。タクシーを止めたら乗るしかありません。
タクシーを止め、事務子ちゃんにタクシー代を握らせ、タクシーに押し込みます。 
 
じゃあ気をつけてな。
ありがとう。
 
笑顔で彼女を見送ります。
 
 
我ながら見事に帰しました。
最後にはいつだってテクノロジーが勝利する。
 
 
 
すぐに、彼女からLINEがきました。
 
 
 
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はいはい。優しいふりしてただけだっつーの。うわっつらの優しさに騙されてんじゃねーよ。
俺はキミのつまんねー話を聞いてて疲れたよ。
本当に優しい人はキミの事を本気で叱ってくれる上司とか周りの人の方なんだよ
 
自分を肯定してくれる「甘い言葉」や「うわべだけの優しさ」じゃなくて、時に自分に厳しい言葉をかけてくれる人に対してもっと目を向けるべきなんだよ。
 
 
 
 
そして右手をスワイプさせました。
 
 
ブローーーック!!
 
 
 
 
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