「セルフ・ハンディキャッピング」のし過ぎには注意しよう
何かをする前に言い訳する人っていますよね。
分かりやすい例だと、テストの前の日に「俺、昨日全然勉強してないから」と言ったりする人の事でする。
前もって言い訳をつくることを「セルフ・ハンディキャッピング」といいます。
セルフ・ハンディキャッピング(Self-handicapping)とは、自分の失敗を外的条件に求め、成功を内的条件に求めるための機会を増すような、行動や行為の選択のことを指す概念。
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セルフハンディキャップってどっちに転んでも得なんですよ。
失敗したとしても「"自分のせいではない"と思い込むことで自尊心を守る」ことができます。一方で、成功した場合には「あんなダメな状態だったのに結果を残すなんて、俺やるじゃん」となり、嬉しさが倍増します。
セルフハンディキャッピングは自我を防衛するためのものなので、適当な範囲で行っていくにはいいでしょう。ただ、セルフハンディキャップが癖付き、使いすぎると良くありません。
1点目は(本当は成功したいのに)「失敗する可能性がある」という不安を感じると、あらかじめ失敗する理由を作ろうとしてしまいます。
- テストの前の日にマンガの本を読んでしまったり
- 試験の前の日に部屋の片付けを初めたり
高校生の時の自分はまさにこれでした。テストの前の日に何度ドラゴンボールを読み返したかわかりません。
2点目は「実際の結果も悪くなる」という事です。
言い訳を探して無駄な時間を過ごす事もありますし、自分を甘やかしているわけですから、当然アウトプットに対する意識も低くなります。
セルフ・ハンディキャッピングの仕組み上、実際の結果がよくなることはありません。
本当にアウトプットを出さなければならない場面では、自分を追い込む必要があります。言い訳を探しはじめたり、言い訳の言葉の言葉を口にし過ぎないよう、注意しましょう。
自分への戒めも込めて記事にしました。
おわり
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