【書評】『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』グレッグ・マキューン著 〜「エッセンシャル思考を選ぶこと」を選ぼう
『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』グレッグ・マキューン著を読みました。
【エッセンシャル思考 内容】
エッセンシャル思考は、単なるタイムマネジメントやライフハックの技術ではない。本当に重要なことを見極め、それを確実に実行するための、システマティックな方法論だ。エッセンシャル思考が目指す生き方は、「より少なく、しかしより良く」。時代はすでにその方向へ動きだそうとしている。99%の無駄を捨て1%に集中する方法!
【エッセンシャル思考 目次】
PART1 エッセンシャル思考とは何か
第1章 エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考
第2章 選択──選ぶ力を取り戻す
第3章 ノイズ──大多数のものは無価値である
第4章 トレードオフ──何かを選ぶことは、何かを捨てること
PART2 見極める技術
第5章 孤独──考えるためのスペースをつくる
第6章 洞察──情報の本質をつかみとる
第7章 遊び──内なる子供の声を聴く
第8章 睡眠──1時間の眠りが数時間分の成果を生む
第9章 選抜── もっとも厳しい基準で決める
PART3 捨てる技術
第10章 目標──最終形を明確にする
第11章 拒否──断固として上手に断る
第12章 キャンセル──過去の損失を切り捨てる
第13章 編集──余剰を削り、本質を取り出す
第14章 線引き──境界を決めると自由になれる
PART4 しくみ化の技術
第15章 バッファ──最悪の事態を想定する
第16章 削減──仕事を減らし、成果を増やす
第17章 前進──小さな一歩を積み重ねる
第18章 習慣──本質的な行動を無意識化する
第19章 集中──「今、何が重要か」を考える
第20章 未来──エッセンシャル思考を生きる
最終章 エッセンシャル思考のリーダーシップ
第1章 エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考
第2章 選択──選ぶ力を取り戻す
第3章 ノイズ──大多数のものは無価値である
第4章 トレードオフ──何かを選ぶことは、何かを捨てること
PART2 見極める技術
第5章 孤独──考えるためのスペースをつくる
第6章 洞察──情報の本質をつかみとる
第7章 遊び──内なる子供の声を聴く
第8章 睡眠──1時間の眠りが数時間分の成果を生む
第9章 選抜── もっとも厳しい基準で決める
PART3 捨てる技術
第10章 目標──最終形を明確にする
第11章 拒否──断固として上手に断る
第12章 キャンセル──過去の損失を切り捨てる
第13章 編集──余剰を削り、本質を取り出す
第14章 線引き──境界を決めると自由になれる
PART4 しくみ化の技術
第15章 バッファ──最悪の事態を想定する
第16章 削減──仕事を減らし、成果を増やす
第17章 前進──小さな一歩を積み重ねる
第18章 習慣──本質的な行動を無意識化する
第19章 集中──「今、何が重要か」を考える
第20章 未来──エッセンシャル思考を生きる
最終章 エッセンシャル思考のリーダーシップ
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エッセンシャル思考とは
より少なく 、しかしより良く
より少なく 、しかしより良く
を追求する生き方の事です。
まずは3つの思い込みを克服する必要があります。
- 「やらなくては」
- 「どれも大事」
- 「全部できる」
「やらなくては」「どれも大事」「全部できる」ーこの３つのセリフが、まるで伝説の妖女のように、人を非エッセンシャル思考への罠へと巧みに誘う。うっかり耳を傾けるようものなら、不要なものごとの海におぼれることになる。
これからから脱却する必要があります。
エッセンシャル思考を身につけるためには 、これら ３つの嘘を捨て 、 ３つの真実に置き換えなくてはならない 。「やらなくては 」ではなく 「やると決める 」 。「どれも大事 」ではなく 「大事なものはめったにない 」 。「全部できる 」ではなく 「何でもできるが 、全部はやらない 」 。
・・・ここまでで、"どきり"とした人もいるのではないでしょうか？
"そんな事はない" と思った人も、仕事でいっぱいいっぱいだった時や、周りにいるいっぱいいっぱいの人を想像して見てください。
今抱えている仕事は、全て大事な仕事である。
そして僕ならそれができるし、
だから全部やらないと・・・
と、思っている、いや、思い込んでいる状態になっていませんか？
エッセンシャル思考は、その思い込みを捨てる事から始まります。
そして本当に大事なものにだけ注力します。同じだけのエネルギーでも、何でもかんでもやるわけではなく、大事なエッセンシャルなものに注力します。
そしてこのエッセンシャルは自分で決める必要があります。
自分で決めなければ他人の言いなりになってしまいます。
これは第2章に面白い言葉があります。
「選ぶ事を選ぶ」
自分の人生を自分で選ぶ事を選びましょうよ。
自分の人は「他人に選ばれる」「自分で選ぶ」かのどちらかです。
自分で自分の人生を選ぶ事が出来るようになれば、本書の内容は8割クリアしたようなもんです。 （笑）
自分の人は「他人に選ばれる」「自分で選ぶ」かのどちらかです。
自分で自分の人生を選ぶ事が出来るようになれば、本書の内容は8割クリアしたようなもんです。 （笑）
と、ここまでは抽象的は話なので
「言ってる事はわかるよ
じゃあどうやればいいんだよ」
と言うツッコミが飛んできそうですね。
そのエッセンシャルの決め方について、Part2（第5章〜）以降で詳しく書かれています。
当記事では詳しくは書きませんが、この本に記載されている「見極める技術」「捨てる技術」「仕組み化の技術」で、自分の中の価値観が何かを見定めてください。
そして、その軸から自分の日々の行動を振り返ればいいだけです。
この本を読んで楽しかった楽しかった、でらなく1時間でも2時間でも振り返りの時間をとって、自分と対話していただければと思います。
そして、さらに次のステップ。
自分の中の価値観ややりたい事わかったら、次は実践です。
やりたい事の実現はイシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」のプロセスで達成しましょう。
ちなみに、この本を読んだ時の最初の感想は「イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」とあわせて読みたい」でした。
脱「犬の道」で実践していきましょう。詳しくは以下の記事を参考にしてください。
★ ★ ★
エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする については、
普通のビジネス書といえばそれまでだし、
普通の自己啓発本といえばそれまでですが、
この本は読んだ後に「自分自身を振り返れるかどうか」が大事な本です。
仕事に追われていっぱいいっぱいの時、自分の価値観がブレそうな時にこそこの本読み、自分自身と対話したいと思いました。
興味がある人は是非読んでみてください。
おわり
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