仕事の「質問力」と、プライベートの「質問力」は異なる。

 

世の中には「質問」がすごく上手い人もいれば、すごく下手くそな人もいますよね。

 

コミュニケーションをとるうえで「質問力」はすごく大事になります。

この「質問力」ですが

仕事における「質問力」とプライベートにおける「質問力」は異なります。

 
 

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まず、仕事に関してです。
ビジネスシーンでは様々な場面で質問をする事になります。
  • プレゼンの後の質問
  • 部下に対してプロジェクトの進捗状況の質問
  • 採用面接
  • etc…
仕事における質問は「自分が聞きたい事・気になる事」を聞きます。
自分の知識や経験から自分が聞きたい事や気になる事を聞くことで、相手が気づいていない視点・観点・考慮漏れなどを、相手に気づかせるかどうかが大切になります。

「〇〇の観点についてはどう考えてますか?」
「××が起こった場合にはどうなるの?」
みたいな気づきを与える質問が求められます。

分かっている事を聞くのも大事なのですが、それよりも、質問によって相手に気づきを与え彼の成果物の品質向上に貢献できるような質問が望まれます。
 
 
 
一方、プライベートではどうでしょうか。
プライベートでも他人とコミュニケーションをとるために様々な質問をします。
  • 趣味友達との会話中
  • 同期との話し
  • 女性とのデート
  • etc…
プライベートシーンでは「相手が話したい事を引き出す」ような質問が求められます。
 
 
趣味友達との話であれば趣味に関する熱い思いを引き出したり、
恋愛では相手の価値観や考えを聞き、さらに相手が話していて楽しくなるような質問をする事が求められます。
 
と、簡単に言ってますが、これは結構難しいんですよね。
「自分が楽しい」と「相手も楽しい」と勘違いして、自分が聞きたい事ばっかり聞く人がいます。残念な事に失礼な質問をしていても本人は気づいていません。
 
相手の表情や、話の場の空気を感じ取りながら、相手が話しやすい事を聞いているか、楽しくなるような質問を出来ているか気を配る必要がありますね。
 
同じ質問でも相手との関係性や使うタイミングによって、いい雰囲気になる質問になる事もあれば、悪い雰囲気になる質問もあります。
 
 
 
 
コミュニケーションはサービスです。
自分だけが満足するような一方的なコミュニケーションではいけません。
相手にも楽しんでもらう必要があります。
 
適切な質問が出来るかどうかは、コミュニケーションがうまくいくかの1つの大きな要素になります。しかし、仕事での質問力とプライベートでは、求められている「質問」は異なります。
 

仕事ではとても優秀な質問者でも、プライベートでは相手を不快にばっかりさせる人もいます。当然、その逆もいます。
 

僕は「質問力」を磨き、仕事でも、プライベートでも、その場にあった質問ができる人になりたいと思います。
 
自分の質問が相手にとってどう感じるか気にして、少しづつでも「質問力」を磨いていこうと思います。
 
おわり
 
 

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