【書評】『フランス人は10着をしか服を持たない』ジェニファー・L・スコット著 〜日々何かに感謝しながら過ごす生き方について〜
『フランス人は10着をしか服を持たない』『フランス人は10着をしか服を持たない2』ジェニファー・L・スコット著を読みました。 アメリカで大ベストセラーになり、日本でも2015年 実用書・ノンフィクション部門で第1位になった作品です。
【商品の説明】
間食はせず、食事を存分に楽しむ。上質な物を少しだけ持ち、大切に使う。日常のなかに、ささやかな喜びを見つける。典型的なカリフォルニアガールだった著者は、フランスの貴族の家にホームステイすることになる。その家を取り仕切るマダム・シックから学んだ、毎日を“特別な日”のように生きること。
引用元:フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~ | ジェニファー・L・スコット, 神崎 朗子 | 本-通販 | Amazon.co.jp
年齢を重ねるほど、シックで魅力的な女性になれる。広い家でなくても、一流の家具がなくても、毎日を「特別な日」のように過ごす。ミステリアスで魅力的なフランス人のように、穏やかに、エフォートレスなスタイルで、自分に満足して暮らすには―。日本中を席巻した年間ベストセラー第1位!(2015年実用書・ノンフィクション部門)第2弾!
引用元:Amazon.co.jp: フランス人は10着しか服を持たない2: ジェニファー・L・スコット, 神崎 朗子: 本
タイトルは洋服(10着しか服を持たない)についてですが、中身は、食事・エクササイズ・洋服・メイク・身だしなみ・家・トイレ・片付け・朝食・ランチ・ディナーと『シックな暮らし』について多岐にわたり紹介されています。
僕はこの本を読んで『人生がときめく片づけの魔法』近藤麻理恵著を思い出しました。
両方の作品に共通する部分は
『自分のまわりに自分が好きなものだけを置いておく』
『自分のまわりにあるものを大事にする』
『自分のまわりにあるものに感謝する』
ということです。
僕は
「自分が手に入れたものには慣れる」
「自分が持っていないものに対して価値があると思う」
となりがちです。
最初は、一目惚れして買った服や、どうしても住みたいと思って頑張って住んだ家やなども慣れてしまい「もっとたくさん服が欲しい。もっといいところに住みたい」と思ってしまいます。モノだけでも人間関係でも同じように慣れてしまい、頑張って付き合った彼女にも雑に扱ってフラれたりもしました。
『自分のまわりにあるものを大事にする』
『自分のまわりにあるものに感謝する』
考えてみれば当たり前のことですね。
「一番最初のあの時の気持ち」「ふとした時に思った、ありがとうという気持ち」を忘れず大事にしないといけないですね。
この作品では「シック」と呼んでいる理想的な生き方を
「日々何かに感謝しながら過ごす生き方」
と僕は捉えました。とても素敵な生き方だと思います。
考えれば僕もとても素敵な人に囲まれている事に気づきました。
- とても優しい両親
- 仲の良い兄弟
- 気の合う友達
- 仕事を任せてくれる先輩
- 困った時に頼ってくれる後輩
- 厳しいけどたまに「ありがとう」と言ってくれるお客様
- 僕を支ええてくれる(未来の)彼女 ※彼女はいません
モノだけではなく人間関係にも感謝しながら日々過ごしたいと思います。
いつもブログを読んでいただけている読者の皆様にも感謝しています。
本当にいつもありがとうございます。
本を読んで、この記事を書いていて「まわりに恵まれているな」と思い、僕自身が少し前向きになりました。日々の生活をちょっと前向きになるヒントが隠されている作品です。女性だけでなく男性の楽しく読むことが出来ると思います。
興味がある人は一度読んでみてください。
おわり
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