遊び仲間だった友達が2年前に結婚して、子育てをしていて幸せそうだった。

 
遊び仲間だった友達が2年前に結婚した。
 
5年前は一緒に合コンに行ったり、クラブに行っていた友人が、今は結婚し、子育てをしている。彼はとても幸せそうだ。
 
 
子育ては辛い事ばっかりだぜ。
夜泣きもするし手もかかるしモンスターみたいだよ。
奥さんも機嫌悪くなるしさ。
でも、ふと幸せだなって思うよ。

という彼は本当に幸せにそうだった。
 
 
ところでお前はまだ結婚もせず、
チャラチャラして遊んでるのか?
それは楽しいか?
それは幸せか?

と彼に聞かれて、少し考えた。
 
 

めちゃくちゃ遊んでいた時期がある。
  • 木夜クラブ、金夜クラブ、土夜クラブと3日連続で遊びに行く。
  • 週末金夜、土昼、土夜、日昼、日夜と5人とデートした事もある。
  • 月夜、火夜、水夜、木夜、金夜、土夜、日夜と1週間毎日違う子と遊んだ事もある。
それらは全て楽しかった。本当に楽しかった。
楽しかった事は間違いない。
当時のワクワクする気持ちを今も思い出す事もできる。
 
でも「当時幸せだったか?」と聞かれると「幸せでした」とは言えない。
 

あれだけ楽しかったのに、今思うと、全然幸せではなかったのだ。
 
 

「僕の人生で何が幸せだったか?」と考えてみると
「自分が立てた目標を、努力のすえ、達成した時」だ。
 
部活であったり、受験勉強であったり、卒業研究であったり、大きなプロジェクトであったり。高い目標をかかげ、努力し、成長し、最初は乗り越えれなかったハードルを乗り越えた瞬間に『何とも言えない達成感』を感じる。
 
達成するまでの過程は、楽しいだけかと言うと決してそんな事はなく、やっている時はほとんどの時間が辛かった。部活の基礎練習も、走り込みも、受験勉強も、卒業研究も、自己研鑽もやってる時は辛く、つまらなった。しかし、努力のすえ掲げた目標を達成した時に心から頑張ってよかったなと思える。
 
 

「幸せ」の定義は人によって違うだろう。
少なくても僕は楽しいことだけでは「幸せ」を感じる事ができない。
 
「楽しいこと」だけで言えば
・好きな時間に寝起きして
・毎日好きなものを食べて
・テレビゲームでも、ネットゲームでも、ナンパゲームでもいいので、適当に好きなゲームをすればいい

すごく楽しいだろう。
でも、そんな「楽しさを積み上げただけでは、僕は幸せにはなれない」のだ。
 
 


思えば
 
お前みたいに結婚もせず独身貴族を楽しんでいるのは『楽しそうだよ』。羨ましいわ。
 
と、よく既婚友達に言われる。
しかし、
 
お前みたいに結婚もせず独身貴族を楽しんでるのは『幸せそうだよ』。羨ましいわ。
 
なんて言われた事はない。
 
 
 
 
 
幸せになるために、楽しむ事は必要不可欠だと思う。しかし、楽しいから幸せかというとそういうわけではないのだ。
 
楽しい事ばかりをしていても、それがイコール幸せというわけではない。


 
幸せの形や理想の生活は人によって違う。
 
自分が幸せになる為には何が必要なのかちゃんと考えて行動しないといけない。
 
やっている時は辛くても、後から幸せだったなと思える事を積み上げていきたい。



結婚して辛い事もあるだろうが幸せそうな友達を見ていてそんな事思った。
 

おわり