デート中は「自己アピール」ではなく「相手目線」になるように心がけよう
東京姉妹さん(@tokyosisters69)が興味深いツイートをしていました。
過去に非モテっぽい人にアプローチされた時の話のようです。
すんごい非モテっぽい人にアプローチされてたとき「姉妹さんに相応しい男性になるために、毎日ジムに通って10キロ痩せました」ってある日いきなり言われてちょうビックリした。別に太ってるのが貴方とデートしない理由じゃないし
— 東京姉妹 (@tokyosisters69) 2015, 9月 26
痩せるのは個人の自由だと思うし、痩せたことを「貴方のためにやせました」みたいな感じで押し付けられても、とても困る。付合ったとしても、頼んでもいないことを「僕こんなに頑張ったんだから、キミも何かお返しして!」的なこと言ってきそうでイヤだなって思った。
— 東京姉妹 (@tokyosisters69) 2015, 9月 26
これまでの経験から、このように押し付けがましい人は、感情的だしモラハラになる可能性が高いと考えている。一緒にいると運気も下がるので、フェードアウト
— 東京姉妹 (@tokyosisters69) 2015, 9月 26
仕事で「私、努力してるのに評価されない」って思ってる人と似てるよね。客観的な視点に欠けてるんだろうね。
— 東京姉妹 (@tokyosisters69) 2015, 9月 26
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「姉妹さんに相応しい男性になるために、毎日ジムに通って10キロ痩せました」とマジマジと言って、東京姉妹さんにキモいと思われている部分から、この男性がきっと「非モテ」でしょう。(笑)
全然、相手目線になれてないですね。
ただ、この非モテの気持ちも分からないではないです。
人には承認欲求があります。
特に自分が頑張ったことは褒めてもらいたい。
だから、「自分が頑張った事」「自分が努力した事」をついつい力説してしまうんですよね。
会社の評価時のように、自己アピールが求められる場面ならいいですよ。
それ以外の場合で、自己アピールをしてしまうと、往々にして、逆にマイナスの評価になってしまいます。
こんな店員さんはうざい
例えば、家電量販店にカメラを買いに行ったとしましょう。
そこに近寄ってきた店員さん
何かお探しですか?
新しいカメラが欲しいなと思って、ちょっと見に来たんですよ
と会話がスタートしたとします。
そこで
- このカメラが最新型です
- とても人気のあるモデルで、デザイナーの〇〇さんがデザインしてるんですよ
- 機能も充実しており、さすが日本製って感じですね
- 持ってみてくださいよ、従来のモデルに比べて10%も軽くなってるんですよね
と、こちらが何も言っていないのに、売りたい商品がいかに凄いかを力説してきたとします。
確実にウザいです。
デートでも、ビジネスでも、営業でもそうなんですが、自分アピールをするんじゃないですよね。
相手のニーズを知り相手が欲しいもの提案する事が大事なんです。
相手のニーズを知る
相手が欲しいもの提案するためには、まずは相手のニーズを知る必要があります。
先ほどの家電量販店なら、どうするべきでしょうか?
相手のニーズが分からないのであれば、まずはニーズをヒアリングします。
- どういった場面で使うご予定ですか?
- どれぐらいの頻度で使いますか?
- 今お持ちのカメラってありますか?
などと質問し、相手がカメラ使うシーンを想像しながら、相手のニーズを把握します。
- 友達と卒業旅行に行くときの写真をとるため
- 子供が生まれた時の成長をとるため
- 趣味として写真をはじめるため
色んなシーンがあるでしょう。それぞれのシーンにあう商品も異なれば、同じ商品だとしても使い方が異なります。それぞれのシーンにあった商品を提案し、そのシーンで最適の使い方について説明する必要があります。
相手のニーズにあっていれば話を聞いてくれるでしょうし、話題も弾むはずです。話の中でさらなるニーズを発見できるかもしれません。
経験を積むと、相手にヒアリングをしなくても、相手の行動から大体のニーズが読み取れるようになります。
カメラを買いに来る人は色んな人がいます。
- 1人で来てふらふらと色んな商品を眺めている人
- 家族で来ている人
- 若いカップル
- 新婚カップルで奥様が妊婦さん
- 商品のカタログをまじまじと見ている人
きっとそれぞれカメラを欲しい理由が異なります。
経験を積むと、彼らの行動を少し見ただけで、ある程度のニーズを予測できるようになります。お客様からしても無駄に回答する事が減るのでいいですよね。
そして、接客の中で相手のちょっとした表情や声のトーンから、さらに相手の気持ちを察し予測を軌道修正しながら、最適の商品を提案する。こうなれば一人前ですね。
大事なのは「相手目線にたって」商品の提案ができるかどうかです。
相手のニーズにあったさらなる提案
さらにお客様のニーズにあった提案が出来るようになるといいでしょう。
例えば
・子供の成長の写真を撮りたいのなら、撮った写真から自動的に「アルバム」を作ってくれるサイトやアプリなどを紹介したり
・核家族であればおじいちゃんの家用に「フォトフレーム」を買い、離れていても孫の顔が見える仕組み作りを提案する
といったようなことです。
自分のニーズにあっていて、自分の知らいない情報を提案してくれる人はありがたいですよね。
提案するサービスや仕組みは、自社の製品に限る必要もありません。自分が売ってる商品だけではなく、相手の明るい未来にあったサービス・商品を提案する事が出来るようになれば、プロフェッショナルと言ってはいいのではないでしょうか。
恋愛シーンで考えてみる
と、家電量販店のカメラ売り場のお兄さんを例にとって考えてみました。
- この商品めっちゃいいです
- 今買わないと損です
といくら力説しても僕たち消費者の心はこれっぽっちも動きませんよね。
同様に、恋愛でも
- 僕めっちゃいいです
- 付き合わないと損です
といくら力説しても、彼女達の心はこれっぽっちも動きません。
むしろウザがられます。
会話をする中で
- 相手が何を求めているのか(どういう人がタイプなのか)
- 相手がどんなカップルになりたいのか
といった相手のニーズを聞き出し、それに合うエピソードなどを話し、自分を売り込んでいく必要があります。
デートは男性のアピールタイムでもなければ、女性に自分を承認してもらう場でもありません。決して自分だけが楽しむ場ではありません。
どうせデートするなら、相手の気持ちを考えて、自分も相手も楽しめるそんなデートがいいですよね。そのためには「相手目線」が必要です。
「相手目線」というのは簡単ですが、これは、一朝一夕でできるようになるものではありません。カメラ売り場のお兄さんが1日でプロになれないのと同じです。
努力して、反省して少しずつ出来るようになるものです。
恋愛シーンでも同じです。
最初は難しいですが、ただ、努力すれば誰でも出来るようになります。
僕もまだまだです。
一緒に頑張りましょう!
おわり
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