年間100冊以上読むサラリーマンの『昼休み30分読書』のススメ

 

学生時代は時間がいくらでもあったので趣味の読書をする時間がふんだんにとることができました。しかし、社会人になり読書をする時間を確保する事が難しくなりました。

そこで僕は『昼休み30分間読書』をするようになりました。

 
『昼休み30分読書』とは、その名の通り昼休みに30分間だけ読書をします。
 
どこの会社でも昼休みは大体1時間ですよね。
食事は30分もあれば済ますことができるので、昼休みにダラダラと同僚と話すのをやめ、30分読書をするようにしました。
 
対象は主にビジネス本で、30分で1冊読み切ります
30分読書の対象がなぜビジネス書かというと、多くのビジネス書は、読むのに30分もあれば十分だからです。
 
「小説は物語を楽しむための作品」なので、その世界に入り込みながら読むものです。30分など時間を区切って読むには適していません。3時間でも5時間でも楽しみながら読めばいいのです。
 
「専門書は何か専門的なことを理解をするための作品」です。理解できるまで何度も読み返しながら読むべきです。理解できれば10分でもいいでしょうし、理解できなければ10時間でも20時間でも理解するまで読みましょう。
 
一方で、ビジネス書は何のために読むのでしょうか。ビジネス書といっても様々です。専門的なことを多くの人が分かるように噛み砕いたもの、偉人の伝記、ライフハック、自己啓発など色々あります。本を読む目的も異なりますが、何らかしらの「使える知識や、知らなかった知識を得るために読む作品」です。そして、その目的を達成するために、30分もあれば十分です。30分で心に残るキーワード・ポイントを覚え、自分のものするればいいのです。
 
ちょっと考えて見て下さい。
今までに読んで面白かったビジネス書について、どこが面白かったか思い出してみてください。1冊につき3点以上、面白かった点を思い出せるでしょうか。
 
本当に好きな本なら思い出せるかも知れませんが、大体のビジネス書が思い出せないですよね。
 
つまり、良本と思った本でもポイント3点すら覚えていられないのです。
当たり前ですが、人間だからどんどん忘れていくのです。
 
逆に言えば、ビジネス書の内容を3点でも覚えて。自分のものにすれば御の字なのです。
 

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読み方にもコツがあります。
どうせ忘れるから、最初から最後まで読む必要もありません。
目次を読んで、面白そうだと思った章だけ読めばいいのです。
 
 
僕は最初の5分で目次だけ読みます。
本のタイトルと、目次だけで読めば、その本の大体の全体像が分かります。
次の20分で目次を読んで気になった部分や、その本の一番伝えたい事が書かれているであろう部分だけ読みます。
そして、最後の5分でポイント3点に絞って整理し、それをノートにまとめます。ポイントや思ったことを記録しておきます。ノートでなくても、ブログでもevernoteでもツイッターでもいいですが、何かに残しておきましょう。
 
残しておけば後から振り返る事ができます。
 
僕は週末に読んだ本をまとまたノートを取り出し、ポイントだけ読み返して、本の内容を思い出すとともに、自分の行動をどうかえていくかを考える時間をとり、さらに本の理解を深めていました。
 
多くのビジネス書はこれだけで十分です。
 
中には何度も読みたい、30分では堪能しきれない面白い本もあります。
その時は時間をとってじっくりと読めばいいのです。
 
この方法で本を読めば年間100冊は余裕です!
 
 
・社会人になり本を読む時間がない?
→「昼休みに30分だけ本を読みましょう。時間は自分で作り出すものです。」
 
・いきなり全てを理解しようとするハードルが高い
→「ポイント3点にだけしぼって読みましょう。大丈夫、どうせみんなも忘れてるから」
 
30分読書オススメです。
是非やって見て下さい。
 
 
おわり
 
 

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