【映画】六本木のTOHOシネマズで『オデッセイ』を見てきました。

 
先日、六本木のTOHOシネマズで『オデッセイ』を見てきました。
 
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賛否両論があるようですが、僕としてはとても面白かったです。
 
「火星に一人置き去りにされた宇宙飛行士の生存をかけた孤独な奮闘と、彼を救いだそうとする周囲の努力を描いた」作品です。
 

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あらすじはWikipediaに載っています。
Wikipediaを読むと内容を全部分かってしまうので、最初の部分だけ引用しておきます。
宇宙飛行士のマーク・ワトニーは火星への有人探査計画であるアレス3に、クルーとして参加する。火星での探査任務中、大砂嵐に襲われたマークらクルーは、全ミッションを放棄して火星からの退避を決めてロケットへ向かうが、その最中にマークを折れたアンテナが直撃する。クルーたちはマークが死んだと判断して火星上の軌道へ戻り、さらに地球上の軌道へ帰還するためのヘルメス号に乗って出発してしまう。ところが、マークは生存しており、火星に一人取り残されてしまったことを知り、残されたわずかな物資を使って生き延びようとする。しかし、地球から救助隊がすぐに来る見込みはない。
 
 
上映時間 141分と少し長い作品です。
色んな問題がおこるので飽きずに楽しむ事ができますが、個人的には120分程度にして欲しかったな・・・途中でトイレ行きたくなったし
 
事故で一人取り残された宇宙飛行士のマーク・ワトニーが、様々な問題で人類が積み上げてきた科学を用いて解決していきます。科学ネタが幾つか出てくるので、物理学・化学・数学が好きな人は楽しめると思います。一緒に見に行った人は、そういった分野は苦手らしく、難しくてよく分からなかった、と言っていました。それでも、本編の内容には関係ないので問題なく、楽しめる事ができます。
 
 
 
 
僕はこの作品を見て『選択』について考えました。
 
 
※以下、ネタバレの可能性があるので、それでもいい人だけ読んで下さい※
 
 
 
  • 「火星で事故が起こりクルーの1人が行方不明になった時に、行方不明者を見捨てて飛び立つかどうか」という選択。
  • 「火星で1人取り残された時に、生き抜く手段を考えるか、ただ絶望して死をまつか」という選択。
  • 「宇宙飛行士1人の命と、NASAという連邦機関のあり方」を天秤にかけて、どういう対処をするかの選択。
  • 「納期内に製造しなけばならないが、製造が間に合わないのでどなにをやらないか」という選択。
  • 「死んだと思ってワトニーを見捨てたクルーに、実はワトニーが生きていたという事を知られるかどうか」という選択。 
  • 「高確率で1人が死ぬ救助プランA、低確率で5人が死ぬ救助プランBのどちらを選ぶか」という選択。
 
映画の中で、様々な選択があり、登場人物が様々な立場から選択をします。
・自分が船長だったら?
・取り残されたワトニーだったら?
・自分がNASAの長官なら?
・クルーの両親なら?
 
プロジェクトでは選択はつきものです。
アラサーになり色んな立場を経験し、仕事でもそろそろリーダーも任されるようになりました。
 
100%正解と言える選択肢がない場合に、何かを選択しないといけません。
そして、その選択を正解に近づけるよう努力をする必要があります。
 
「僕が、☓☓の立場なら、どんな選択をするだろうか?」
と色々想像してしまいました。
 
登場人物との選択と同じ選択もあり、中には異なる選択を選ぶ場合もありました。
異なる選択をした場合にどういった結果になるかは分かりませんが、映画が終わった後に、色々脳内想像をしてみると楽しかったです。
 
 
 
★ ★ ★ ★
 
 
途中で挿入されている音楽もいいし、くすっと笑えるアメリカンジョークもたくさんあります。
 
科学の力で問題解決をしていくので、理系の物理学・化学・数学が好きな人は特に楽しめる作品だと思います。
当然そうでない人も十分楽しめる作品です。
 
ぜひ劇場で見に行ってはいかがでしょうか。
 
おわり
 
 

 

火星の人〔新版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)

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