【パロディ】酒豪ボーイ 紹介体験記 〜ハイブランド店員〜
酒豪ボーイ パロディ渡辺（パロナベ）です。
酒豪ボーイの記事はこの記事がラストです。酒豪ボーイの記事は多くの人に読んで、楽しんでもらえたようで、僕はとても嬉しく思います。
まず、酒豪ガールさん。本当にありがとうございます。
この場を借りてお礼申し上げます。
この場を借りてお礼申し上げます。
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酒豪ガールの合コン日記〜私たちが合コンで落とされた理由〜
酒豪ガールの合コン日記〜私たちが合コンで落とされた理由〜
そして、ここまで読んでいただいた読者の皆様。お付き合いいただき、大変ありがとうございます。最終話は、第1話から第3話を読んでいただけた人は、より一層楽しめる体験記かと思います。最後まで、お付き合いいただければ幸いです。
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同じ言葉でも時と場合によって、背景にある思いが違う場合ってよくありますよね。どうでもいいと思ってる人に適当に言った言葉が相手に大きな影響を与えたり、一方で、本当に伝えたい人にはなかなか伝わらなかったり・・。
逆に、相手がどういう気持ちで言ってるかよく分からない時もよくありますよね。言葉だけでは相手の本当の気持ちは分かりません。
じゃあどうすればいいのでしょうか？
「言葉ではなく、行動で判断する」これは一つの解だと思います。仕事では常に相手の行動で判断するようにしています。
プライベートでの付き合いで「行動だけで判断する」だと少し寂しい気もします。僕は「相手を信用する」という解を信じたいですね。人を信じるというのは、とても勇気がいることです。裏切られる事もあります。ただ、お互いに信頼しあってる仲って、心が安らぎますしとても素敵ですよね。
いつか、信頼しあえる女性と素敵な恋愛をしたいと思っています。
さて、前置きが長くなりました。今回の記事は過去の話になります。
3年前の話です。たまには思い出話もいいでしょう。
3年前の話です。たまには思い出話もいいでしょう。
パロナベは、高橋に女の子を紹介してもらいました。
さて気になる彼女のスペックは？
【転職ちゃん】
年齢：25歳
職業：ハイブランド店員
顔レベル：8（10段階）
年齢：25歳
職業：ハイブランド店員
顔レベル：8（10段階）
彼女は高橋の大学の同級生です。高橋は高田馬場にある大学出身で、彼女もその大学出身でした。
誰もが知っているハイブランドの店員さんで、当時、彼女が転職を考えてたので転職ちゃんと呼ぶ事にします。
高橋に紹介されてLINEのやりとりをし、3週間後にデートをしました。夜景が見えるレストランを予約しておきました。
はじめまして
予定時刻の5分前に彼女は現れました。168センチの高身長で、背筋がぴんと伸びていて、美しく気品がありました。乾杯して飲み始めます。
うぉっー
立ち振る舞いも素晴らしいし、
食べ方も綺麗！
よくよく聞くと「人に見られる仕事をしている。VIPルームにはセレブや芸能人もよく来る。一流の人に一流のものを提供する仕事だ。ブランドの価値を落とすわけには行かないので、立ち振る舞い、話し方、マナーなどは一流であることを心がけている。」との事。
（すっ、すごい、プロ意識だ。自分も見習わなきゃ。）と思い
さすがだね。
すごいね。
と返します。
仕事の話になり、話すうちに、転職を考えているという話になりました。
今の仕事は楽しいし勉強になりますね。
ただ、自分のキャリアを考えて、違う業界の事も経験したいと思っているの。
（自分のキャリアについて考えているんだな。俺も考えないといけない。同じ会社にずっといると考え方もこり固まると言うもんね。多様な価値観や考え方にふれる事はとても大事だしね。）
あと、お給料がもうちょっと欲しいかな。
てへっ
（ "てへっ" 可愛いよ。今のはヤバイよ。そうだよね。そうだよね。）と思い
そうなんだ。
と返します。
そして、なぜか、おつぱいの話になります。聞けば Fカップ！
乳も心も大きい！
もしかして、酒豪ガール？
違う、酒豪ガールは当時未成年だ。
喜びを隠しきれないリトルパロナベ
『エフッ エフッ エフッ』
転職ちゃんに少しでも「紳士的な人」だと思われたいので、優しく接します。
クーラーが少し強かったので、「寒くない？」と聞きます。
一瞬間ががあってから「大丈夫です」と言ったので、店員さんにひざ掛けをもらいます。
ありがとうございます。
いーよ、いーよ。
これで、冷たいデザートも食べれるね。
ありがとうこざいます。
ちょうど食べたいと思ってたんですよ。（笑）
気がきくんだね。
ちょうど食べたいと思ってたんですよ。（笑）
気がきくんだね。
何でも好きなものを食べなよ。（ニコッ）
と、デザートを進めます。
（あぁ、もうデザートか。彼女と話すのは何て楽しいんだ。もっと色んな話をしてみたい。）
しかし、楽しい時間はあっという間に過ぎるもの。時間が経ち、お会計です。
奢ろうと思っていたのですが、
私にも払わせて下さい。
と、転職ちゃんが言うので受け取ります。
凄く美味しくて、お洒落なお店でした。
ありがとうございました。
ごちそうさまでした。
ありがとうございました。
ごちそうさまでした。
僕もとても楽しかったので、素直に
ありがとう
と答えました。
俺のい・・
半自動的に出かかった言葉を止めます。
？？？
今日はもう遅いよね。
今日はありがとう、楽しかった。
そろそろ帰ろうか。
今日はありがとう、楽しかった。
そろそろ帰ろうか。
（くー、本当は遊びてーよ。この後、家に連れ込みてーよ。でも、転職ちゃんに対して、失礼な行動はしたくない・・）
そうですね。いい時間だもんね。
帰ろっか。
帰ろっか。
また遊ぼうね♡
彼女を駅まで送り、笑顔で見送ります。
今日はありがとう。気をつけて帰れよ。
翌朝、転職ちゃんからLINEがきました。
今日も仕事頑張りましょう
スタンプ
とLINEを返します。
そして、その2週間後に再びデートをします。
この日も1次会で解散します。
転職活動がピークらしく、少し辛そうでした。
彼女なりに色々考えているようで、前回よりディープな話をしました。僕も真剣に答えます。
で、その、翌週にもデートをします。
この日は和食です。
なんだかんだで転職の話になります。
行きたい会社はほぼ決まったよ。
最終面接も多分大丈夫だと思う。
でも、その会社は無名の会社なの。
今の会社は何だかんだで有名なところだから・・その・・親からは転職を反対されてて。
友達とかに聞いても「今の会社の方がいいじゃん。ブランド力もあるし」と言われてるの。
親に反対されると、さすがにちょっとは考えるよね。
でも、自分の人生だし・・・
でも、自分の人生だし・・・
さすがの転職ちゃんも少し元気がありません。
（俺は転職ちゃんの事を、人として凄いと思っている。転職ちゃんから色んな事を学び、元気をもらっている。ただ、やっぱりちょっと心配だよ。悩んだりする事もあるだろうけど、乗り越えて欲しいな。）と思い
そっかそっかー。それは辛いね。
無理しないようにね。
転職ちゃんはちゃんと色々よく考えてるんだね。
まっ、芯が強いし、つぶれたりするタイプじゃなさそうだけどね。（笑）
と、彼女の目を見てしっかりと言います。
うん、ありがとう。
つぶれないよ。
困った時はパロナベさんの優しさに癒してもらうね。（笑）
ぐぉーーー！！こんな事を言われると、やられちゃいますよ。
腹をくくります。
お店を出た後に、ハッキリとした口調で、堂々と言いました。
俺の家で1時間だけ飲もう。
近いんですか？
一駅ぐらい。てか、タクシーに乗ればいいじゃん。
いや、それは悪いですよ。
この辺で飲んでもいいし。
行くなら、歩いて行きましょうよ。
行くなら、歩いて行きましょうよ。
いいよ。いいよ。
タクシーを止めます。『タクシー理論』です。
タクシーを止めたら乗るしかありません。
タクシーを止めたら乗るしかありません。
タクシーで俺の家にむかいます。
家につくと、心地よい音楽をかけ、間接照明にし、お酒を飲み直します。
さっきまで転職の話をしてお疲れモードだった転職ちゃんの目がとろんとしてきます。
ねぇ、パロナベさん。いつも、こうやって女の子連れ込んでるの？
さぁどうでしょう。
じゃあ逆に聞くけど、転職ちゃんはこうやって、付き合う前に男の家いくの？
そんな事ないよ。
パロナベさんだからだよ。
俺もいっしょの気持ちだよ。
うおーー！
"パロナベさんだから" 俺の事をそんな風に思ってくれてたなんて、すごく嬉しいよ！きたーーー！俺もだよ！！
小躍りするパロナベ
『タリラリラ〜ン』
すかさずリトルパロナベに聞きます。
おいリトルパロナベお前はどうしたい？
興奮するリトルパロナベ
『なんちゅう形してんだよ』
オーケーオーケー。俺も同じ気持だよ。
あのさ・・高橋くんから聞いたんだけど・・
パロナベさんって本当は凄くチャラい人なの？
えっ、なんで？
高橋くんが言ってた。
すぐ手を出すって。気をつけなよって。
だからね、本当は少し不安だったの。
初めてデートの時に、家誘われたらどうしよう、と思ってた。誘われたら断ろうって決めてた。でも、誘われなかった。嬉しいような、ちょっとがっかりしたような変な気持ちだったよ（笑）
パロナベさんといて楽しかった。だから、デートはしたかった。誘ってくれて嬉しかった。忙しくて大事な時期だけど、遊びたかったの。
・・・
・・・
「おい、リトルパロナベ」
リトパロ「ん？」
「聞け、俺は彼女を大切にしたい。」
リトパロ「お、お前まさか？」
リトルパロナベの答えを待たずに俺は切り出した。
明日も早いよね？
うん
今日ももう帰ろう。
これ以上この部屋にいると、何かが起こるかもしれない。
俺は君を大切にしたい。
順番を間違いたくない。
うん
俺は君にチャラい男と思われたくない。
・・ありがとう。
てか、チャラい男だなんて、思ってないよ（笑）
真面目じゃん、意外と。（笑）
そして彼女を家から連れ出しました。
少しだけ遠回りして駅に向かいます。
途中の自販機で水を買います。
途中にある公園で「少しだけ話そう」と言い、彼女をベンチに座らせます。
少しの散歩と水で酔いも覚めてきます。
ごくっ
ごくっ
緊張で渇いたのどを潤し・・・
・・・
あの・・・
俺と付き合って下さい
生まれて初めて・・・
いや、高1ぶりの告白だった。
家で押し倒し、やって流れのまま付き合おうと言えばよかったのかもしれない。
だが、そうはしたくなかった。
高校生の時のように純愛がしたかったのかもしれない。
分からないけど、でも、俺は、自分の気持ちを素直に彼女に伝えたかった。
どうだーーーーー
少し考えさせて下さい。
ぐにゃあ〜〜
『圧倒的敗北』
今は転職の事に集中したいの。パロナベさん事は素敵だと思ってるよ。
私の性格だからお付き合いも真面目に考えてしまうの。
わがままなのはわかってるよ、でも、転職がひと段落してから落ち着いて考えたい。
彼女はそうしっかりと俺に言った。
彼女が言ってる言葉が本心かどうか、俺には分からない。単に、上手くかわされているのかもしれない。
「いいと思ってんなら、とりあえず付き合ってから考えようよ」って言えばいいのかもしれない。分からない。
でも、その時
俺は彼女の言葉を信じようと思ったんだ。
俺は彼女の言葉を信じようと思ったんだ。
わかった。
じゃあ、待つわ。
とりあえず面接が終わってからだね。
と、そこで話を終え、駅に向かう事にしました。
気をつけて帰るんだぞ。
はーい♡
フラれた告白した日の1週間後が最終面接で、その3日後に結果が分かるらしい。
そこまでは会わない事に決め、LINEと少しの電話を続けました。
そして、最終面接の日を迎えます。
最終面接の日には転職ちゃんからの連絡はありませんでした。
3日後の結果が分かった日にも連絡がありません。
3日後の結果が分かった日にも連絡がありません。
メッセージを送りますが、既読になりませんでした。。
数日後電話をしたが、繋がりません。。
えっ、
も、もしかして・・
こ、これは
ブローーーック
されてる？？
う、嘘だ！！
こんなの夢だ！！
『ところがどっこい・・・
夢じゃありません・・・！』
放心状態のパロナベ
こうしてパロナベの恋が終わったのであった・・・
転職ちゃんと、アパレルちゃん・事務子ちゃんとでは、同じセリフを言っても裏にある僕の気持ちは全く違いました。
一番思いを伝えたかった転職ちゃんとは残念ながらうまくいきませんでした。でも、今思い返すと転職ちゃんとのやりとりは人生の中のいい思い出の一つですね。
今後どんな人と出会うかわかりません。でも、「人を信頼する気持ち」や「人を信頼したいと思う気持ち」は、ずっと持ち続けたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
おわり
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